先日の投稿(Kubuntu 12.04 LTE)で「JACKが動かないorz」となっていましたが、解決しました。
OS:Kubuntu 12.04
カーネル: 3.2.0-25-generic
基本的には「JACK Audio設定」の内容で大丈夫です。Jackのバージョンが変わったのか設定項目が増えてました。
最初に結論というかうまくいった方法を列挙します。
・ pavucontrolからALSAの出力オフ (前回の記事でも書いてます)
・qjackctlで以下の設定を行う。
"Options"タブ → Capture standard output をオフ
"Misc"タブ → Enable D-Bus interface と Single application instance をオフ
以上の設定でとりあえずうまく行きました。
設定に関しては見慣れない項目を全部オフにしたようなもんですが・・・
多分本当に必須なのはD-Busのところともう一つなにかの設定だけだと思います。
では、以下ハマった部分の詳細。
一つは手抜きしてpavucontrolからALSAの出力オフをしてなかったこと。
自分の記事ではオフにしたと書いていたのですが、11.10や11.04では実はオフにしなくてもPulse→Jackの繋ぎ変えができていました。なので、Jackを起動しないようなときにも音が出るように、普段はオフにしてなかったんですね。ところが、どうも12.04はそれではダメらしく、ちゃんと出力をオフにしたところJackサーバーが起動しそうな"気配"は感じるところまで行きました。
で、その後見たことないエラー(D-busがどうのこうの)でJackサーバー起動できず。よく見たら設定の"Misc"タブに「Enable D-Bus interface」の項目が追加されていたので、とりあえずこれをオフ。よく見たら他にも設定項目が増えていたので、前述したようにそれらもオフ。
ここまで設定したらサーバーが起動し、pulseaudioの出力もJack経由で音が出ました。
後日気が向いたらもう少し設定を詰めるかもしれませんが、なんかそこまでしない気はしています。
(とりあえず動いているので・・・)
今回は以上です。
2012年6月21日
2012年6月11日
cpufreqdの設定
以前の記事でcpufreqdのインストールとかを書きました。
当時はとりあえず動けばいいやレベルだったのですが、最近さすがにずっと100%はまずいだろうと思いまして、真面目に速度が変わるように設定変更しました。
で、以下cpufreqdはインストールされているものとして書きます。
まず、設定ファイルは
/etc/cpufreqd.conf
です。
いろいろ設定がありますが、基本的に[Rule]のところに[Profile]を指定していく感じですね。
で、デフォルトでずっと100%だった原因は[Rule]で指定されてたVideo watcherではないかと思います。
[Rule]
name=Movie Watcher
programs=xine,mplayer,gmplayer
battery_interval=0-100
acpi_temperature=0-60
cpu_interval=0-100
profile=Performance High
[/Rule]
なんかこいつのせいでずっとPerformance Highに固定食らってたっぽい感じがします。
なのでこいつをコメントアウトとかして、例えば私の場合だとデスクトップで常にAC onなのでAC onのところに好きなProfileを指定すればOK。
例えばこんなの↓
[Profile]
name=On Demand High
minfreq=0%
maxfreq=100%
policy=ondemand
[/Profile]
指定できるProfileとか周波数の一覧は、
sudo cpufreq-info
で出ます。
下記を参考にさせていただきました。
http://kakurasan.ehoh.net/summary/cpufreqd.cpufreq.powersave.html
他にも細かい設定とかありましたが、今回はCPUがOn-demand動作になって満足したのでこれだけで。
当時はとりあえず動けばいいやレベルだったのですが、最近さすがにずっと100%はまずいだろうと思いまして、真面目に速度が変わるように設定変更しました。
で、以下cpufreqdはインストールされているものとして書きます。
まず、設定ファイルは
/etc/cpufreqd.conf
です。
いろいろ設定がありますが、基本的に[Rule]のところに[Profile]を指定していく感じですね。
で、デフォルトでずっと100%だった原因は[Rule]で指定されてたVideo watcherではないかと思います。
[Rule]
name=Movie Watcher
programs=xine,mplayer,gmplayer
battery_interval=0-100
acpi_temperature=0-60
cpu_interval=0-100
profile=Performance High
[/Rule]
なんかこいつのせいでずっとPerformance Highに固定食らってたっぽい感じがします。
なのでこいつをコメントアウトとかして、例えば私の場合だとデスクトップで常にAC onなのでAC onのところに好きなProfileを指定すればOK。
例えばこんなの↓
[Profile]
name=On Demand High
minfreq=0%
maxfreq=100%
policy=ondemand
[/Profile]
指定できるProfileとか周波数の一覧は、
sudo cpufreq-info
で出ます。
下記を参考にさせていただきました。
http://kakurasan.ehoh.net/summary/cpufreqd.cpufreq.powersave.html
他にも細かい設定とかありましたが、今回はCPUがOn-demand動作になって満足したのでこれだけで。
Kubuntu 12.04 LTE
久しぶりの更新な上にかなり今更感はありますが、Kubuntu12.04 LTEを実機に入れてみました。
まぁいつもどおり普通にインストールできて普通に使えてます。 インストール後にHOMEフォルダまるごとコピペしたからそんなに設定もいじってないし書くことがあまりないですが、ちょっと引っかかったこととか変わったこととか書いておきます。
■Virtualboxのインストール
これは以前のバージョンでもそうだったんですが、なぜか今最新の4.1_4.1.16をOracleのサイトからDLしてくれるとインストールできません・・・
アップデートもできませんでした。
というか、インストーラは走るのですがインストールされてません。
なぞ。
なので、Ubuntuのリポジトリからインストール。
普通に
sudo apt-get install virtualbox
とかで入りました。
設定ファイルやVMも以前のものそのままで大丈夫でした。
ExtensionpackはOracleから落としてきました。
こちらは普通にインストールできて使えてます。
■Lowlatencyカーネルのインストール
最初からUbuntuのリポジトリに入ってました。
sudo apt-get install linux-lowlatency
で必要なものは入ります。
若干カーネルのバージョン古めですが問題無いです。
nvidiaのグラボは相変わらずグラフィックでバグってくれました。
これは、「システム」→「追加のドライバ」でそれっぽいの入れたらちゃんと動きました。
実験的な〜とかじゃなくて普通のやつ?で動作しました。
表示されたのは current と current-update の2つで、今回は後者を入れてみました。
前者は試してません。
■Jack
インストールできても起動できず・・・
サーバー起動時にPulseaudioかなんかと競合してるっぽいんですが、うまく解消できませんでした・・・
■Grub2設定
前から設定はしてたのですが、こっちに書いてなくてまた調べるの面倒だったので書いておきます。
やりたいことは、
1.GrubのOS選択画面の最初にLowlatencyカーネルを表示。
(デフォルトだと最新のgenericだけが表示されて、Lowlatencyはpreviousバージョンにいってることが多い。)
2.初期選択位置をLowlatencyに。
まず1.ですが、たぶんもっといい方法有りそうですが、
lowlatencyカーネルがインストール済みで、Grubで選択できることを確認して、 (あるいはuodate-grubかました後で、)
/boot/grub/grub.cfg
を開いて、目的のカーネルの設定をコピー。
menuentry 'Ubuntu, with Linux 3.2.0-23-lowlatency' --class ubuntu --class gnu-linux --class gnu --class os {
の行で始まって大カッコ "}" で閉じるまでですね。
次に、管理者権限で
/etc/grub.d/40_custom
を開いて、さっきコピーしたのを貼り付けて保存。
非常に遠回りなことをしてる感は否めませんが、これで一応OS選択の1ページ目にLowlatencyカーネルが表示できるようになるはずです。
心配ならここでupdate-grubしとくといいかもしれません。
次に、2.のデフォルトのOS選択を変えるところ。
管理者権限で /etc/default/grub を開いて、
GRUB_DEFAULT=
のところに、さっきコピーで使ったmenuentryの後ろのしいグルクオータ(')で囲まれてる部分を貼り付け。
今回の場合は
GRUB_DEFAULT='Ubuntu, with Linux 3.2.0-23-lowlatency'
ってなってました。
これで最後に
sudo update-grub
で完成のはずです。
再起動してOS選択画面で確認してください。
これだとLowlatencyカーネルのアップデートが来る毎にこの作業しないとなんですよね。。。
■remminaリモートデスクトップ
最近気に入って常用してたのですが、なんかバージョンが変わったのかfastestの設定にしてもフォントスムージングが効いてるっぽいです。
中途半端なぼやけ方してる気がします。。。
慣れの問題な気もするんでまぁいいんですけどね。。。
気になったことは以上でしょうか。
仕事の方でなんとなくvirualblxにUbuntu12.04入れてみましたが、Unityも結構落ち着いて来てる感じですね。
WEBとメールくらいにしか使ってないから気にならないだけかもしれませんが。
windowの動かし方とかはやっぱりKWinの方が細かいところがこなれてて使いやすく感じますが。
ちなみにmintは前回の記事のあとほとんど使わず消えて行きました・・・
LMDEの新バージョン出てたのでこっちも一回くらい試してみたいですね。
realtime動かないかなぁ。
まぁとりとめもなくなってきたのでこのへんで終わります。
まぁいつもどおり普通にインストールできて普通に使えてます。 インストール後にHOMEフォルダまるごとコピペしたからそんなに設定もいじってないし書くことがあまりないですが、ちょっと引っかかったこととか変わったこととか書いておきます。
■Virtualboxのインストール
これは以前のバージョンでもそうだったんですが、なぜか今最新の4.1_4.1.16をOracleのサイトからDLしてくれるとインストールできません・・・
アップデートもできませんでした。
というか、インストーラは走るのですがインストールされてません。
なぞ。
なので、Ubuntuのリポジトリからインストール。
普通に
sudo apt-get install virtualbox
とかで入りました。
設定ファイルやVMも以前のものそのままで大丈夫でした。
ExtensionpackはOracleから落としてきました。
こちらは普通にインストールできて使えてます。
■Lowlatencyカーネルのインストール
最初からUbuntuのリポジトリに入ってました。
sudo apt-get install linux-lowlatency
で必要なものは入ります。
若干カーネルのバージョン古めですが問題無いです。
nvidiaのグラボは相変わらずグラフィックでバグってくれました。
これは、「システム」→「追加のドライバ」でそれっぽいの入れたらちゃんと動きました。
実験的な〜とかじゃなくて普通のやつ?で動作しました。
表示されたのは current と current-update の2つで、今回は後者を入れてみました。
前者は試してません。
■Jack
インストールできても起動できず・・・
サーバー起動時にPulseaudioかなんかと競合してるっぽいんですが、うまく解消できませんでした・・・
■Grub2設定
前から設定はしてたのですが、こっちに書いてなくてまた調べるの面倒だったので書いておきます。
やりたいことは、
1.GrubのOS選択画面の最初にLowlatencyカーネルを表示。
(デフォルトだと最新のgenericだけが表示されて、Lowlatencyはpreviousバージョンにいってることが多い。)
2.初期選択位置をLowlatencyに。
まず1.ですが、たぶんもっといい方法有りそうですが、
lowlatencyカーネルがインストール済みで、Grubで選択できることを確認して、 (あるいはuodate-grubかました後で、)
/boot/grub/grub.cfg
を開いて、目的のカーネルの設定をコピー。
menuentry 'Ubuntu, with Linux 3.2.0-23-lowlatency' --class ubuntu --class gnu-linux --class gnu --class os {
の行で始まって大カッコ "}" で閉じるまでですね。
次に、管理者権限で
/etc/grub.d/40_custom
を開いて、さっきコピーしたのを貼り付けて保存。
非常に遠回りなことをしてる感は否めませんが、これで一応OS選択の1ページ目にLowlatencyカーネルが表示できるようになるはずです。
心配ならここでupdate-grubしとくといいかもしれません。
次に、2.のデフォルトのOS選択を変えるところ。
管理者権限で /etc/default/grub を開いて、
GRUB_DEFAULT=
のところに、さっきコピーで使ったmenuentryの後ろのしいグルクオータ(')で囲まれてる部分を貼り付け。
今回の場合は
GRUB_DEFAULT='Ubuntu, with Linux 3.2.0-23-lowlatency'
ってなってました。
これで最後に
sudo update-grub
で完成のはずです。
再起動してOS選択画面で確認してください。
これだとLowlatencyカーネルのアップデートが来る毎にこの作業しないとなんですよね。。。
■remminaリモートデスクトップ
最近気に入って常用してたのですが、なんかバージョンが変わったのかfastestの設定にしてもフォントスムージングが効いてるっぽいです。
中途半端なぼやけ方してる気がします。。。
慣れの問題な気もするんでまぁいいんですけどね。。。
気になったことは以上でしょうか。
仕事の方でなんとなくvirualblxにUbuntu12.04入れてみましたが、Unityも結構落ち着いて来てる感じですね。
WEBとメールくらいにしか使ってないから気にならないだけかもしれませんが。
windowの動かし方とかはやっぱりKWinの方が細かいところがこなれてて使いやすく感じますが。
ちなみにmintは前回の記事のあとほとんど使わず消えて行きました・・・
LMDEの新バージョン出てたのでこっちも一回くらい試してみたいですね。
realtime動かないかなぁ。
まぁとりとめもなくなってきたのでこのへんで終わります。
2012年3月20日
Linux Mint Debian Edition (LMDE) 201109
Ubuntu ベースのLnux mintを試したところ結構良かったので、なんとなくDebianベースのLMDE gnome版を実機にインストールしてみました。
■インストール
インストール自体はisoイメージを持ってきて普通にインストール開始したら特に引っかかることもなく出来ました。
言語は日本語にしました。
ちょっとビビってGrubはインストールしなかったので、ブートローダの動作確認はしていませんが。
■アップデート
で、再起動後のアップデートで、gstreamer0.10-plugins-bad のインストールがとにかく失敗・・・
一旦gstreamer0.10-plugins-badのチェックだけ外してUpdateかけました。
その後、リポジトリを追加(追加したリポジトリは後で追記します)
これでgstreamer0.10-plugins-badのアップデートもできるようになりました。
■日本語入力
次に日本語入力の設定。
私はiBus-mozcをいつも使っているので入れます。
日本語入力用のパッケージは全く入っていないので、まずはインストール。
sudo apt-get install ibus-mozc
他に、ibus-gtk3 ibus-qt4 あたりも入れておいたほうが良さそうです。
これを入れる前は、端末でIMをオフしていると入力ができず、Onすると日本語が入力されるという悲惨な状態でした・・・
次に設定。
コントロールセンターなりメニューからiBusの設定を起動。
「インプットメソッドの選択」で「日本語」→「Mozc」と選択して追加。
たぶんこれしか選べないと思いますが・・・
ログオンし直せば日本語入力できるようになってると思います。
■Jackの設定
これはほとんど以前書いた通りの手順で大丈夫でした。
今回も、pavucontrolで通常の出力先をオフしないと一部のアプリから音は出ませんでしたが・・・
なんかALSA経由(?)でそっちから出そうとして弾かれてるんですかね。
ともかく、これで問題なく音も出ました。
■Realtimeカーネル
インストール失敗&起動せず・・・
■easystroke
マウスジェスチャで色々できるようになります。
気に入っていつも使っていたのですが、LMDEのリポジトリには存在せず・・・
とりあえず、Ubuntu用のPPA突っ込んでインストールしたら動きました。
手順は以下のとおりです。
(試す方はくれぐれも自己責任でお願いします・・・)
こちらから適当なリポジトリを選んできてSynapticのオプションからソースリストに追加。
私はoneiricのやつを使いました。
deb http://ppa.launchpad.net/easystroke/ppa/ubuntu oneiric main
で、リポジトリを再読み込みしてあげると普通にeasystrokeがインストールできました。
今のところ、普通に使えています。
■remmina
(別にここで書くようなことでもないのですが。)
リモートデスクトップのクライアントソフトです。
最近気に入ってよく使っています。
以上でだいたい使えています。
いままでずっとKwinに慣れていたせいか、compizの設定がよくわかりません。。。
ccsmで設定いじっても聞いてないような・・・
違うウィンドウマネージャが走っているんでしょうか?
■インストール
インストール自体はisoイメージを持ってきて普通にインストール開始したら特に引っかかることもなく出来ました。
言語は日本語にしました。
ちょっとビビってGrubはインストールしなかったので、ブートローダの動作確認はしていませんが。
■アップデート
で、再起動後のアップデートで、gstreamer0.10-plugins-bad のインストールがとにかく失敗・・・
一旦gstreamer0.10-plugins-badのチェックだけ外してUpdateかけました。
その後、リポジトリを追加(追加したリポジトリは後で追記します)
これでgstreamer0.10-plugins-badのアップデートもできるようになりました。
■日本語入力
次に日本語入力の設定。
私はiBus-mozcをいつも使っているので入れます。
日本語入力用のパッケージは全く入っていないので、まずはインストール。
sudo apt-get install ibus-mozc
他に、ibus-gtk3 ibus-qt4 あたりも入れておいたほうが良さそうです。
これを入れる前は、端末でIMをオフしていると入力ができず、Onすると日本語が入力されるという悲惨な状態でした・・・
次に設定。
コントロールセンターなりメニューからiBusの設定を起動。
「インプットメソッドの選択」で「日本語」→「Mozc」と選択して追加。
たぶんこれしか選べないと思いますが・・・
ログオンし直せば日本語入力できるようになってると思います。
■Jackの設定
これはほとんど以前書いた通りの手順で大丈夫でした。
今回も、pavucontrolで通常の出力先をオフしないと一部のアプリから音は出ませんでしたが・・・
なんかALSA経由(?)でそっちから出そうとして弾かれてるんですかね。
ともかく、これで問題なく音も出ました。
■Realtimeカーネル
インストール失敗&起動せず・・・
■easystroke
マウスジェスチャで色々できるようになります。
気に入っていつも使っていたのですが、LMDEのリポジトリには存在せず・・・
とりあえず、Ubuntu用のPPA突っ込んでインストールしたら動きました。
手順は以下のとおりです。
(試す方はくれぐれも自己責任でお願いします・・・)
こちらから適当なリポジトリを選んできてSynapticのオプションからソースリストに追加。
私はoneiricのやつを使いました。
deb http://ppa.launchpad.net/easystroke/ppa/ubuntu oneiric main
で、リポジトリを再読み込みしてあげると普通にeasystrokeがインストールできました。
今のところ、普通に使えています。
■remmina
(別にここで書くようなことでもないのですが。)
リモートデスクトップのクライアントソフトです。
最近気に入ってよく使っています。
以上でだいたい使えています。
いままでずっとKwinに慣れていたせいか、compizの設定がよくわかりません。。。
ccsmで設定いじっても聞いてないような・・・
違うウィンドウマネージャが走っているんでしょうか?
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